坂道を走っていると ふいに眩しい閃光。 何者かが僕の元へと やってくる気配が。 とうとう来た、来たんだ。 僕は待っていた、君の来るのを。 もっと近付いて、光よ、もっと。 長い間待って、待っていたんだ、君を。 真上に来た淡い緑の彼は 僕を包み込むと 宙に消えていった。