お迎えですか



坂道を走っていると
ふいに眩しい閃光。
何者かが僕の元へと
やってくる気配が。

とうとう来た、来たんだ。
僕は待っていた、君の来るのを。
もっと近付いて、光よ、もっと。
長い間待って、待っていたんだ、君を。

真上に来た淡い緑の彼は
僕を包み込むと
宙に消えていった。





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