WHITE ROSE GREEN THORN


君のその手に白い薔薇
爽やかに薫る白い薔薇
白いその手に緑の刺が
真っ赤な傷をつけやしないか


風に揺れる君の髪
空を見つめるその瞳
君の姿を見つけるだけで
僕の心は躍り出す


ねぇ 君は何を思ってる?
ねぇ 君は誰を想ってる?
ねぇ 君を好きになっていい?
ねぇ 君を抱きしめてもいい?


真っ赤な傷を拵えた
白いその手の緑の刺よ
仄かに香る白い薔薇
君のその手に白い薔薇


僕の心を狂わせる
太陽の下に君の姿
何も知らないその瞳
風にそよぐ君の髪


ねぇ 抑えられないこの気持ち
ねぇ 堪えきれないこの気持ち
ねぇ 僕はどうすればいい?
ねぇ 君はどう思ってる?




嘘じゃないんだ、この気持ち。
……解ってくれるよね?












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シーナの恋文。(ラブレターではなく)を意識してみました。
真面目に好きになった女の子に自分の気持ちを伝えようと四苦八苦。
いつもちゃらちゃらと女の子を追い掛け回しているイメージを何とか払拭しようとしている…みたいな。
多分女の子もまんざらではないんだろうけど、前科者なので(笑)疑い気味という感じで。

比喩とか対句とか色々詰まっている、頭を使った作品。
多少リズムがおかしいけれど、なかなか気に入っています。






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